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高尾山へ行ってきた | 芦屋ロックガーデン |
2015.12.31
12月17日に10人目の孫誕生。今年の正月は、神奈川の娘の家で過ごすことにした。妻は手伝いで忙しいが、私は何もすることがない。それで、子守を兼ねて上の孫を連れて、関東では大人気でミシュラン3つ星の高尾山へて行こうと、トレランシューズとリュックで神奈川まで来たのだが、娘の夫の話によると、高尾山は登り口から列を作って登るのに何十分待ちだとかいう話。
それでは孫を連れていくのは大変だし、でもこんなに暇を持て余しているせっかくのチャンスだから、一人ででも行きたいし、何とかならないかとネットを調べていると、あるある、高尾山に登るルートがいくつもあるではないか。
その中でも、陣馬山から登るルートは距離は長いが、これなら並ぶことはないだろうし、こんなに長い距離歩いたことないけど、藪をかき分けながら登る地元の山と違って、道は整備されているだろうから何とかなるだろう、ということでこのコースに決めました、
高尾山・陣馬山コース18.5km。(陣馬高原下バス停~陣馬山山頂~景信山~高尾山山頂~稲荷山コース)
高尾山山頂から高尾山口まではいくつもコースがあるが、稲荷山コースが1番人が少ないだろうと予想、このコースに決めた。
陣馬高原下にはJR高尾駅からバスが1時間に1本しかないが、8時台だけ2本ある。8時50分ごろ発に合わせて電車に乗り高尾駅へ。
コースには茶店がたくさんあるけど混雑していたら大変、いつでも食べれるようにコンビニ弁当とペットボトル2本持参。
バスは霊園の中を通り、途中で夕焼け小焼けなるバス停を通り、陣馬高原下へ。
変な名前のバス停があるなと後でネットで調べると、夕焼け小焼けの作詞者中村雨紅の生家が近くにあり、故郷の情景を歌ったのが夕焼け小焼けだそうです。そういえばJR高尾駅では朝から夕焼け小焼けが流れていた。
終点陣馬高原下で降りた人は18人。全員登山者。結局このバスに乗った人は途中で乗り降りした3人以外は登山者でした
バスを降りるとほとんどの人がトイレに並んで、さあ出発だ。出発は9時30分ごろ、標高は320mくらい。
しばらく舗装路を歩くと左側に陣馬高原ハイキングコースの標識があり、ここから山道になります。
山道を少し歩くと、な、なんと!道の真ん中に大盛りのウンチが!ティシュもあるから明らかに人間の仕業だ。臭いもぷんぷん、新しそうだからきっと前のバスの方の落とし物だろう。 バス停でトイレに行かなくっちゃぁ。せめて道から離れた所でして欲しいものだ。
コースは木の根っこの張り出した少し急な斜面と、ゆるやかな落ち葉の積もった道とが交互にあり、非常に歩きやすい道でした。調子に乗り、ついついペースを上げてしまい、何人もの人を追い抜いてしまいました。 これが後になって応えてくるのですが。
陣馬山頂には10時40分ごろ着。標高855m。山頂に大きな白馬の像があるが、風景には似合っていない。すでに30人ほどの人がいた。この中にうんちの人はいるのだろうか。茶店は3軒あるが、全部閉まっている。 茶店の規模からいくと、賑わうときには300人程の人が集まるのだろうか。ああ恐ろしや。
頂上からは360度見渡せるが、あいにく富士山は見えない。そして富士山の方向には茶店が。何の権利があってこんな邪魔なところに茶店があるのだ。富士山は雲に隠れて見えない。裾野が少し見えてきたときに写真を撮りましたが、わかるでしょうか。
そしてこの山、こんなに見晴らしがいいのに、こんなに人が集まるのに、携帯が通じない。何とかしなくっちゃね。
陣馬山から高尾山へのコースは整備が行き届いているが、階段になっているところも多く、階段はどうも膝に来る。でも途中で猛スピードで駆け抜けるトレランの人とすれ違うとさらにペースが上がってしまう。
堂所山の登り口のところに大きな標識があり、一方は堂所山、もう一方は、まき道と書いてありました。 巻き道という言葉を知らなかったので、そのまま堂所山に登りましたが、今まで調子よく歩いていたのに、急に足が上がらなくなってしまいました。今までのハイペースがたたったのでしょう。 今まで歩いたことがない長い距離だから、ペース配分を考えてゆっくりと歩かなければならないのに、長い距離なので早く着きたいと焦っていたのです。ところで私の後ろを何人もの人が歩いていたのに、誰も登ってこない。みんなはどこへ行ったのだろう。
堂所山を下りるとそこにも山頂とまき道の標識あり。巻き道とは山頂に登らないで歩くバイパスのことなのか。尾鷲でいうボケコースのことか。そういえば堂所山の山頂には何もなかった。みんなはよく知っているんだと感心。
この後疲れで写真を撮る気力もなく、多くの人に抜かれながら、よたよた歩き。途中城山山頂では茶店が開いているのかいないのか、焚火に5~6人集まっている。ビールの看板が目に飛び込む。あ~飲みたいな。がまん、がまん。 そうこうして、やっとのこと高尾山頂へ。特に山頂手前の階段では2度も途中休憩しなければ登れないほどヨレヨレでした。
高尾山頂では、まず三角点にタッチ。さすが山頂には人がたくさんいて、茶店もたくさんオープン。高尾山名物の天狗なんとかを食べようかなって思ったけどここにはなさそう。で、ソフトクリームを食べたら元気回復
あとは殆んど登りのない稲荷山コース。一気に駆け抜けケーブルカー乗り場へ。3時30分頃着。約6時間の行程でした。高尾山公式ホームページでは所要時間5時間20分と書いてあるけど、都会の人は地下鉄乗り換えるだけで毎日何キロも歩いているからすごい健脚なんだな、と思うこの頃であります。
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