二木島峠~逢神坂峠コース
約4.5kmー2時間30分
JR二木島駅~JR新鹿駅(熊野市)
逢神とは、伊勢と熊野の神々が出会う場所という意味であるが、かっては狼が出没したことによるとの説もある。
熊野市の二木島(にぎしま)と新鹿(あたしか)を結ぶのが、二木島峠と逢神坂(おおかみざか)峠で、コースのほぼ直下をJR逢神坂トンネルが貫いている。
杉と桧による山林の、ほぼ全区間に端正な石畳道が通じており、適度なアップダウンで爽快なハイキングが楽しめる。
アプローチ
JR二木島駅から国道311号に上がり、新鹿方面へ歩くと、コンクリートで固められた国道方面に登り口の案内板がある。
車では高速新鹿インターで下りる。二木島まで10分ほど。
賀田インターで下りると20分ほどかかるが、景色は良い。途中に狭い道あり
行ってきました
02年11月3日に行きました。車を二木島駅の近くに置き、汽車で新鹿まで行き、戻ってきました。
今日は二木島祭りの日。実にぽかぽかといい天気です。
新鹿海岸は白い砂がとても綺麗です。志摩の方の汚れた海〈特に御座白浜)と比べると段違いです。なぜ志摩の海は汚いのかなー。
庚申堂を過ぎると山道に入ります。コースの説明には”爽快なハイキングが楽しめる”途ありますが、至るとこ大きな石が転がり、逢神坂峠でも大きな木が倒れていました。
二木島に戻ってきた頃には二木島祭りは最後の甫母から二木島への競争で、2隻揃ったいい写真が撮れませんでした。
二木島祭りは湾の南岸の先にある室古神社と楯ヶ崎の付け根にある阿古師神社の祭りで、二木島と甫母が船を漕いで競争するのがメインイベントです。
この300年続いた祭りも漕ぎ手不足から2010年(平成22年)11月3日の開催を最後に途絶えました。
二木島について
ここ二木島は、かつて牟婁(熊野國)と阿古(伊勢國)との境で、『日本書紀』に記された神武天皇東征軍の上陸の地であり、千畳敷で盾ヶ崎を望んで伊勢大神と熊野大神が酒盛りしたという伝説が残されている神話の地でもあります。
そして父の生まれ故郷でもあります。
父は玉置顕葉〈本名・徳三)教師であり歌人でした。
北原白秋賞を受賞しています。ここで父が作った故郷の民謡を紹介します。荒坂小唄と楯ヶ崎小唄です。
荒坂小唄 |
作詞・作曲: 玉置顕葉 編曲・制作: 玉置音楽事務所 歌手: 紀の川良子 |
紀の川良子さんのデビュー前の歌です。
この地方の盆踊りによく使われています。
楯ヶ崎小唄 |
作詞・作曲: 玉置顕葉 編曲・制作: 玉置音楽事務所 歌手: 和田いく子 |
楯ヶ崎の記事は曽根次郎坂・太郎坂コースを見てください。
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